著者

Tomas

元ソフトウェアエンジニア。パリ、チェンマイ、京都を行き来しながら暮らしている。

二十年間、フィンセントに取り憑かれてきた。四年前に仕事を辞め、本格的に彼の足跡を辿り始めた——観光客としてではなく、903通の手紙と一本の時間軸と、多くの問いを携えて。

gogh.art は私の研究日記だ。フィンセント自身の言葉を土台に、44のノードで時間線を構成し、絵の描けなかった一人の人間が《カラスのいる麦畑》を描くまでの道筋を辿る。神話はいらない。手紙と絵具と時間があれば十分だ。

長年『道徳経』を読み続けてきた。老子とフィンセントには、思いのほか共通するものがある——世界の中にどう立つか、そしてどう去るか、という問いについて。

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