1889-12 · サン=レミ=ド=プロヴァンス · 沈黙の結び

危機の前夜

この危機は、手紙とキャンバスのあいだに現れるのであって、それらの外にある空白の時間ではない。

この結びには絵がない。

1889年12月、彼はなお制作し、Theo に画布を送っていた。クリスマスの頃、彼は再びひどく体調を崩した。

1月3日、彼はしばらく正気を取り戻したと書き、近作の画布をまとめて送った。その月の後半には、クリスマス頃の病が一週間にも満たなかったと記した。現存する手紙は、発作の内部からこの出来事を完全には語っていない。

回復しても再発への恐れは消えなかった、とも書いた。記録に残るのは、回復、仕事、不安であって、一つの完結した説明ではない。

出来事の流れ

  1. 共感覚の物理精度 · Letter 830

    手紙が短くなる。「私は、君に告げ得る以上に、この隠遁者の生活に悲しみ、倦んでいる。」

  2. 共感覚の物理精度

    アトリエで絵具を呑み込む——発作の前兆。ペイロン医師は病床日誌に「自傷の試み」と記す

  3. 共感覚の物理精度 · Letter 831

    重い発作が始まる。以後、二ヶ月間は仕事ができない。彼の生涯で最も深い谷のひとつ——制作の沈黙ではなく、存在そのものの沈黙だ

  4. 共感覚の物理精度 · Letter 833

    「発作のあいだは、痛みと苦しみの前に怯える——理性が許す以上に怯える。」耐え難いものを、最も抑制された言葉で描写する

  5. 共感覚の物理精度 · Letter 834

    「もう一ヶ月半、仕事ができていない。」生産が止まったことを、彼がはじめて認めた瞬間。それでも嘆きはなく、ただ事実だけ

原文より

Je suis triste et ennuyé plus que je ne saurais te dire de cette vie de reclus.

言葉で君に伝えられる以上に、私は悲しく、倦んでいる——この、隠者のような生活に。

Letter 830
Pendant les crises je me sens lâche devant la douleur et la souffrance — plus lâche que de raison.

発作のあいだ、私は痛みと苦しみの前で、自分を臆病だと感じる——理性が許す以上に、臆病だと。

Letter 833
Je n'ai pas pu travailler pendant un mois et demi.

もう一月半、仕事ができていない。

Letter 834

書簡出典

このページで参照したゴッホの書簡番号。Van Gogh Letters Project へリンクします。 vangoghletters.org